2012年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます!

fujiあけましておめでとうございますfuji

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
自分のための日記のようなブログですが、引き続き読んで頂けると嬉しく思います。

みなさまにとって2012年も素敵な年になりますように!
私も音楽に、グルメに、充実した一年を過ごしたいと思いますhappy01

      2012年 元旦   中川美穂

※パリ日記は下書き状態で保存されているので、順にアップして行きます。
 いつもながら長々と書き綴ると思いますが、よろしければ読んでくださいnote

2011年12月20日 (火)

パリ3日目

昨日クリダ女史に無事お祝いのプレゼントをお渡しできたことで肩の荷が降りて、今日明日はパリで自分のための時間を過ごすことができます。

今日は二つ、やらなければいけないことがあります。一つは、留学時代からそのまま置いてあるフランスの銀行口座のキャッシュカードを受け取りに行くこと。二年毎にカードの更新があり、今まではパリでお世話になったいる方の住所に郵送されて来ていたのですが、制度が変わったのか直接本人が取りに行かなければならなくなったのです。

もう一つの目的は、ある資料(楽譜)を手に入れることです。京都で毎月受講しているセミナーの先生から、つい先日タイミング良くフランスで出版されている貴重な資料の情報を教えて頂いたのです。ショパンが所蔵していたバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻の楽譜のコピー譜で、楽譜上にショパンによるテンポや強弱などの様々な書き込みがなされているというとても興味深い資料です。日本にも輸入されているそうですが、せっかくフランスに行くならこの機会に是非現地で購入して来ようと思いました。

まずは、ちょっと面倒な銀行の方を先に済ませようと、昔住んでいた界隈に出向きました。私は以前17区のLa Fourche(ラ・フルシュ)というメトロの駅から歩いてすぐの所に住んでいたのですが、留学してすぐに口座を開いた銀行も、その駅前の支店でした。少し懐かしい思いで昔住んでいたアパートを見に行ってみましたが、もうそのアパートは誰も住んでおらず、窓はコンクリートで埋められていました。当時大家さんはお年を召した方でしたが、彼女の代わりに管理する人がいなかったのでしょうか。少し寂しい気持ちがしました。

アパートのすぐ近くにある銀行は、留学当時窓口の対応も悪く極力出向きたくない所だったのですが(フランスは窓口の対応が良くないところが多いのです)、今回訪れると新しく改装されていて、とても感じの良い男性の店員さんが対応してくれました。当時より少しはフランスも日本のように接客教育がなされているのでしょうかcatface 

次に出向いたのは、楽器店や楽譜屋さんが立ち並ぶrue de Rome(ローマ通り)です。目的の資料を確実に手に入れるため、事前に出版元のHPからその本を販売しているパリ市内の書店を検索し、すでに日本からメールで予約しておいたのです。この通りは留学時代に楽譜を買いに良く通った場所でした。近くには旧コンセルヴァトワールがあり、音楽家のための界隈と言っても良い所です。資料を無事購入すると、少し学生の頃に戻った気分で他の楽譜屋さんもハシゴし、何冊か楽譜を買いましたhappy01

二つの目的を果たすと、一旦ホテルに荷物を置きに帰ることにしました。せっかく天気も良いのでバスで少し遠回りをし、エッフェル塔の見えるセーヌ川沿いでバスを乗り継ぎました。

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                                            一旦ホテルに戻る前に、少し手前のバス停で降りて昼食を取ることにしました。以前パリを訪れた時にオデオン駅前でガイドブックに載っていたビストロを見つけ、とてもおいしかった記憶があるので、そこを覗いてみることにしました。お店の名前は「ル・コントワール」です。

人気のお店なので店内はほぼ満席で、冬だというのにテラス席までお客さんが溢れていました。今日は暖かく、テラス席には日差しも当たっていて、意外と皆気持ち良さそうに食事を楽しんでいます。ギュウギュウ詰めに並んだテーブルには一人で食事をしている人も多く、私もその中に混じってテラスで食事することにしました。

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ディナーはさすがに女性一人で食事している人はいないので、本格的にフランス料理を食べられるとしたらお昼時しかチャンスはありません。前菜、主菜共とにかく食べたいものを注文することにしました。

まず前菜には、フランスへ来たなら是非食べるべきフォアグラを注文。日本では火を通したフォアグラしか食べられませんが、こちらでは生のフォアグラが戴けます。しかし、出て来たお皿を見てビックリcoldsweats02 前菜とは思えないほど分厚いフォアグラが二枚も盛り付けてありました。香ばしくトーストしたパンとプルーンのピューレ、お野菜が添えてあります。濃厚ながら後味はしつこくなく、さすが世界三大珍味の一つです。

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                                        その次に主菜として注文したのは、仔羊のグリルです。こちらも全く癖のないおいしいお肉で、焼き加減もちょうど良く、ボリュームがありました。

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私がこっそり写真を撮っていると、お隣のアジア人の男性も自分の注文したお皿の写真を撮っていました。一人うなづきながらおいしそうに食べ、私のお皿も興味深そうに眺めて何を食べているのか英語で尋ねて来られたほどですcoldsweats01やはり食の国フランスでは食べることに興味津々な観光客が多いのでしょうね。

デザートは後できっとどこかでケーキを買って帰るだろうと思ったのでここでは注文しませんでした。二皿ですでにお腹も一杯ですrestaurant

ホテルに荷物を置いて一服すると、時間がもったいないのでまたすぐに出掛けました。今日は一日乗車券を買っていたので、バスを乗り継いでパリの中心地を一周するつもりでした。

滞在中に何か良いコンサートはないかとキオスクで情報誌を買い、チェックもしました。すると今晩、ルーブル美術館内のスペースでパリ管弦楽団の無料コンサートがあるようです。一応現地で問い合わせるつもりで、ルーブルの方向へ出向きました。

まずはルーブルの少し先にあるプランタンデパートに立ち寄り、チョコレートのお土産を買いにデパート内のメゾン・ド・ショコラを覗きました。二階エスカレーターの周辺には、マカロンで有名なラデュレ、紅茶専門店のマリアージュ、メゾン・ド・ショコラ、と観光客がお土産に喜びそうな名店が並んでいました。私もお土産にチョコレートの詰め合わせを買い、ちゃっかりと自分のためのデザートも買いましたwink

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                                                   その後ルーブル美術館に出向き、美術館自体は休館日だったので、地下にあるショッピング・モールでコンサートのチラシかポスターはないか探しました。しかし全く宣伝らしきものは見当たらず、どこで問い合わせて良いかもわかりません。ショッピングモール内で買い物をしたついでに店員にも尋ねてみましたが、今夜コンサートがあるかなんて知らないと言われてしまいましたcoldsweats02 これではコンサート自体本当に開催されるのかもわからず、今夜直接ここへ戻って来てみるしかありません。まぁ聴けなかったらその時は仕方がないという思いでルーブルを出て、また散歩再開です。

次に向かったのはシャンゼリゼ界隈です。実はパリに来ると必ず立ち寄る靴屋さんがあり、今回も時間があれば是非覗こうと思っていました。イタリアのローマを訪れた時に偶然見つけた「タニノ・クリスチー」というブランドなのですが、オーソドックスなデザインながらとても気に入っていて、パリに支店を見つけてからは来る度に靴やバッグを買っています。
シャンゼリゼから一本入った通りは、ディオール、セリーヌ、ニナ・リッチなど高級ブランド店が立ち並び、イタリアの有名店も何店舗か並んでいます。それぞれクリスマス仕様のショーウィンドウで華やかに飾られていましたが、タニノはそれらに比べると小さな店構えで目立たず、うっかりすると通り過ぎてしまうほどです。今回も他のショップには目もくれず真っすぐ向かいました。すると…。

なんとお店は閉店していました…coldsweats02 ショーウィンドウには商品に赤札が貼ってあり、閉店セールをしていたような形跡だけが残っていました。たまたま今日臨時休業なのかなと思いましたが、隣のお店の店員さんに尋ねてみると完全閉店したとのこと。世界的に不景気なご時世で、他のブランドに押されてパリ支店は撤退せざるを得なかったのでしょうか。とてもガッカリしましたweep

せっかくシャンゼリゼまで出て来たので、クリスマス・イルミネーションを楽しもうと思い、暗くなるまでシャンゼリゼ通りを散歩することにしました。ヴァージン・メガストアに立ち寄ってCDを何枚か買って外に出ると、もう辺りは暗くなっており、凱旋門に向かって真っすぐ伸びたイルミネーションが美しく映えていました。最近はパリもLEDを活用しているのか、今までのシャンゼリゼのクリスマスに比べて少し寒々しいイルミネーションではありますが、シャンゼリゼ通りの中間地点にある交差点の飾り付けはとても明るく華やかでした。この時期のシャンゼリゼは見所なので、とにかく人が多く、賑やかです。

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                                               その後またエッフェル塔の方へ向かいました。昼間とはまた違う顔を見せる夜のエッフェル塔ですが、私はやはり夜の方が好きです。まっすぐ眺めるには、シャイヨ宮から正面に見るか、反対側のシャン・ド・マルス公園から見上げるか、ですが、観光客に人気なのはやはりシャイヨ宮からの眺めでしょうか。シャイヨ宮の影に隠れているエッフェルが、近付いて行くと突然目の前に現れ、その迫力と美しい姿には圧倒されます。

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この際今夜はパリの夜の風景を満喫しようと思い、コンサートの時間までイルミネーション巡りです。バスで凱旋門の真横を通過してオペラ座の方へ戻り、二大デパート、ギャルリー・ラファイエットとプランタンの飾り付けを写真に納めました。

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                                              そろそろコンサートのことが気になって来たので、開演時間の8時半までまだ充分時間はありましたが様子を見に行ってみることにしました。やはり何の案内も見当たらず、どこがコンサート会場なのかもわからない状況でしたが、人だかりが見えたのでそちらの方へ行ってみました。

すると、係員が群がる人達に向かって「もう満席です。」と叫んでおり、私と同じようにまだ席はあると甘く見ていた人達が、入口で代わる代わる問い合わせています。「もう5時半から長蛇の列が出来ていたんですよ。」と係の方が話しているのが聞こえ、これは無理だと諦めました。確かにピエール・ブーレーズ指揮のパリ管弦楽団がルーブルの中で無料で聴けるとなれば、早くから狙って来る人はたくさんいるはずですcoldsweats02しかし、私は短い滞在期間でたまたま見つけたこのコンサートのために、3時間前から並んでなどいられなかったので、これは仕方ありません。

ホテルに戻る前に、ルーブルの中庭にあたる広場に出てそこからバスに乗ろうと思いました。すると、入口にあたるガラス張りのピラミッドの辺りに人が群がっており、近付いて行くとかすかにオーケストラの音が聞こえます。実はそのコンサートはピラミッドの真下で開催されていたのです。ガラス越しに下を覗くと、ちょうど舞台が見え、音はほとんど聞こえないものの指揮者とパリ管の演奏している様子が良く見えました。

P1060230 客席は2000人はいるかと思われるほどの超満員でした。ピラミッドの入口側では音は聞こえますが舞台は見えず、しばらく耳を傾けていましたが、さすがに寒空の下長時間はいられないので、少しでも様子が見られたことに満足してバスに乗り込みました。

今日はあちこち出歩いてパリの街を満喫し、とても満足の一日でした。

帰りはホテルの近くでクレープ屋さんを見つけ、ハムとチーズのガレットをテイクアウトし、デザートには昼間に買ったメゾン・ド・ショコラのチョコレートムースを食べました。

明日は早くもパリ最終日ですconfident

 

2011年12月19日 (月)

クリダ女史のお宅へ

今日はいよいよ今回の滞在の目的である、クリダ女史との再会です。

今までパリに来た時は必ずレッスンを受け、刺激を受けて帰国するというパターンでしたが、今回は日本にいる門下生15人からのお祝いプレゼントを直接お渡しするという大事なお役目があったので、レッスンは受けずに会いに伺うだけにしました。皆を代表するという責任感からか、何だかレッスンより緊張します。お祝いの品に添えるお花も買って行くことになっていました。

先生との約束は夕方5時。
まずは、朝から花屋さんを探しに、ホテル近くをブラブラ歩きました。
日本で見たガイドブックで、華道家の假屋崎さんがお奨めしていた花屋さんがたまたまホテルの近くにあったのでそこもチェックしましたが、結局メトロの隣駅の界隈に大きな花屋さんを見つけ、そこで買うことに決めました。
花屋さんが決まれば、あとは先生宅に向かう直前に花を買いに行けば良いので、少しホッとしてそれまでどう過ごそうか計画を立てました。

まず今日は滞在中の費用の両替をしなければならず、レートが良い両替所が集まっている証券取引所界隈に出向くことにしました。
私はメトロはあまり好きではないので、できるだけバスに乗るようにします。その方が景色も見え、ちょっとしたパリ観光気分に浸れるからです。

両替所の近くに、以前仏語教室のクラスメートが教えてくれたチョコレート博物館があるので、両替に行く前にちょっと覗いてみることにしました。
フランスと言えばショコラ(チョコレート)です。ショコラ好きの私が、最近そのような博物館が出来たと聞けば訪れないわけにはいきません。

場所はすぐにわかりましたが、建物の一部を改装して造られたようで、あまり目立ちません。Choco-Storyという仏語と英語がミックスされた名前のオレンジ色の看板が上がっています。
P1060076 P1060079 P1060082 館内は一階から二階、そして地下という順序で回るようになっており、ショコラの歴史にまつわる展示品や年表など、チョコレート好きにはなかなか興味深い内容です。ただ、展示品の陶器やショコラを作るための道具以外はあまり歴史を感じるものはなく、博物館としての価値はあまり高くないかもしれません。地下にはショコラを作るデモンストレーションがあるというので覗いてみましたが、これは少しガッカリ…despair 20分毎に行われているらしく、次の回はもう始まるというのに誰も待っておらず、結局私一人でマンツーマン状態でした。若いハンサムなパティシエ(?)さんが、ショコラを型に流し込む機械を使って事務的に説明するだけでした。
「15分冷やして出来たものが、これです。」と言って出されたショコラを一粒味見させて頂きましたが、正直なところ、味は「う〜ん、普通かなgawk」という感じでした。

話のネタに覗いてみたのは良かったですが、余程のショコラ好きでパリの名所を行き尽くした人でなければ、あまりお奨めできないかもしれませんcoldsweats01

その後両替を済ませ、ちょうどお昼時だったのでその近辺でランチをするお店を探すことにしました。
証券取引所の界隈はオペラ座から近い所にありとても賑やかで、小さなパッサージュ(アーケード商店街)があちこちにあります。
私が昔良く覗いたパッサージュには、かわいらしいミニチュア屋さんがあったり、Chopinという名のホテルもあったりします。マネキンで有名なグレヴァン美術館も同じパッサージュにありました。
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                                               私が今回ランチをしたお店は、ギャラリー・ヴィヴィエンヌというパッサージュにある「ア・プリオリ・テ」という名のサロン・ド・テです。
ここは留学時代妹がパリに遊びに来た時に一度行った事のあるお店でした。
お昼を軽く済ませることにし、栗とカボチャのスープにサラダやスコーン、赤かぶのディップが添えられたブランチのセットを注文しました。優しいお味で、身体も温まりました。

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                                                   お腹も落ち着いたところで、花屋さんに寄ってホテルに一旦戻ります。帰りもまたバスに乗ろうと思い、パレ・ロワイヤルを通り抜け、オペラ座通りまで出ました。

パレ・ロワイヤルと言えば、王宮という歴史的な建物であるのに、中庭に奇妙なオブジェが整然と並んでいて、歴史とモダンが混在する面白い空間です。そしてオペラ座通りはあまりに有名なので、今更写真に撮るほどでもないのですが、一応今回はブログのために…。(突き当たりに見えるのがオペラ座)

P1060106 P1060108 バスに乗ると、ルーブル美術館の前を通り、セーヌを渡って、今朝見つけた花屋さんのあるオデオンの界隈で降りました。

皆から預かっている花束代に見合ったものを見つけようと、薔薇や百合など少し高級なお花を手に取って(こちらはお客さんがお花を自由に選んでレジに持って行けば、ブーケを作ってくれます。)、これを中心にアレンジしてもらおうと思ったら、店員さんに「外に飾ってあるアレンジメントは朝から時間をかけて作ったもので、あちらの方が手が込んでいますよ。」と勧められました。今すぐ作るブーケは、簡単なものになると言うのです。確かに店頭に並んだ色とりどりのアレンジメントは、クリスマス仕様で素敵でした。選ぶのに一生懸命だったので、店頭の写真を撮るのを忘れたのが残念なくらいです。

無事お花を購入しホテルに戻って、お祝いの品と私個人からのちょっとした手土産など準備して先生のお宅に向かいました。外は小雨が降って来たので、プレゼントなどが濡れないよう気を付けながら。

少し緊張しているからか早く出過ぎて、約束の時間の15分前には先生宅に着いたので、雨に濡れないようアパートメントのエントランスに入って待ちました。先生にお会いしたら開口一番何てご挨拶しようか、プレゼントをどのようにご説明しようか、など考えながら入口でソワソワし、5時きっかりにインターホンを鳴らしました。

開けてくれたのはご主人でした。先生は数日前から足を傷めていらっしゃって、玄関まで出迎えることができないから奥の部屋で待っているとのこと。いつものようにきらびやかな廊下を進んで奥のレッスン室まで行くと、先生が座って出迎えて下さいました。

1年半以上ご無沙汰していましたが、先生はお元気そうで、私を見てとても嬉しそうに「元気だった?」と尋ねて下さいました。プレゼントを渡すと、昔の門下生からの思いがけないサプライズにとても喜ばれ、私がカードを見せながら順番に皆の名前を読み上げると、それぞれの門下生達について近況を尋ねて来られました。

プレゼントのショールは気に入って下さり、わざわざご主人を部屋に呼んで見せていらっしゃいました。私も先生の嬉しそうな表情を見るととても嬉しく、日本からはるばるお会いしに来た甲斐がありました。先生宅には1時間ほどお邪魔し、レッスンを受ける時よりゆっくりといろいろなお話も出来、帰り際には、先生のお好きな香水コレクションの中からエルメスの香水を頂きました。

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無事お役目が果たせたことにもホッとしながら帰途に付き、雨がしとしと降っている中、懐かしい先生宅の界隈を少し歩きました。すると偶然、JR大阪ルクアの地下に出来たパン屋さん「ドミニク・サブロン」を見つけました。そう言えばパリ14区に本店があると聞きましたが、先生のお宅のこんなに近くにあるとは!バゲットコンクール3位入賞のパン屋さんなので、バゲットを買って帰ろうかなと思いましたが、結構な行列だったのと、雨が強くなって来たので、散々ショーウィンドウを眺めて悩んだ末に諦めました。こちらはバゲットは日本のようにビニール袋に入れてくれず、裸に近い状態で持ち歩かないといけないので、雨の日は湿ってしまいそうです。そんな訳で、結局ホテルの近くの「ダロワイヨ」にて夕食用のお惣菜を買って帰りました。

先生にお会い出来てホッとしたので、雨の中少し夜のお散歩がしたくなり、ホテル近辺を歩きました。

雨の夜のパリもなかなか風情があります。ノートルダム寺院の前には大きなクリスマスツリーが飾られており、とても素敵でした。

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ちなみに晩ご飯に買ったお惣菜は、海老とドライトマトのサラダ、ホタテ貝のココット、白ごまパンでした。デザートには見た目にも美しいチョコレートとマロンのムースを買い、ホッとした気持ちでお部屋での夕食をいただきましたconfident

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2011年12月18日 (日)

友人宅へ

パリ2日目。
昨夜は軽くヨーグルトを食べた程度で、早めに寝たので、朝はすっきり目覚めました。
少し失敗したなと思ったのは、日本から持って来た携帯のアラームを目覚まし時計に使ったので、時差の関係で深夜の変な時間に宣伝メールなどが届くこと。それに一度起こされましたが、滞在中これは覚悟しておかないといけませんcoldsweats01

以前は毎朝ホテルで朝食を取っていましたが、今回は朝食無しのプランにしたので、近所に散歩に出て、ホテルのすぐ近くのカフェで朝食を取りました。
ホテルの前の通りを少し上がった所にソルボンヌ大学があり、その前の広場のカフェで7ユーロの朝食セットを注文しました。
オレンジジュース、カフェオレにクロワッサン、バゲット、バター、ジャムというシンプルな朝食ですが、外を眺めながらの朝食は、パリの朝の雰囲気を味わえてとても良い気分です。パリに来たなぁと改めて実感しました。

今日はパリから列車で2時間ほどの所にあるエルメという町へ、友人に会いに行きます。
私と同じくクリダ門下だった彼女はベルギー人で、ご主人のお仕事の関係でずっとフランスに住んでおり、私がフランスを訪れた時は必ず会いに行くようにしています。

パリ北駅を10時半過ぎに出る列車に乗り、ちょっとした小旅行です。
北駅は、ヴァカンスに出掛ける人達で朝から賑やかです。
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                                              列車の中は意外と空いていて、一人ゆったりと座れました。
窓から見る景色はパリを離れるにつれ雪景色となり、日本とはまた違った広大な風景が広がります。
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12時半過ぎにモーブージュという駅に着き、ホームに降りると友人家族が出迎えてくれました。ダンナさまと男の子二人の4人家族です。
そこから車でしばらく走り、田園風景に囲まれた友人宅に到着。

クリスマスということで、玄関にもリビングにもツリーが飾られていました。テーブルセッティングまでおしゃれな感じです。

彼女は料理が上手なので、いつもレストラン顔負けのコースを用意してくれます。まずはシャンパンで乾杯し、オードブル、カボチャのスープ、ウズラの煮込み(モリーユ茸ののクリームソース、丸ごと焼きリンゴやマッシュポテトが添えてありました)、デザートはチョコレートケーキとどれもおいしくいただきました。

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                                                 私は日本からのお土産をいろいろ持って行き、友人のマリアンヌには着物の生地で出来たがま口財布、ご主人にはペンのセット、子供達にはガンダムのプラモデルをプレゼントしました。他に日本のお菓子も添えました。彼らからもプレゼントがあり、普段使いのアクセサリーを頂きました。ひと足早いクリスマスプレゼント交換のようで、子供達もとても楽しそうでした。

食事の後はゆったりお話しながら午後を過ごし、思い出のアルバムを一緒に見たり(一緒に夏期講習へ行った時の写真や、クリダ門下の発表会の写真など)して懐かしい話に花が咲きました。

そうこうしている内にあっという間に外は暗くなって来て…。

19時台の列車でパリに戻る予定でしたが、まだまだ皆お腹も一杯で夕食を食べるには早過ぎたので、友人が私を気遣ってくれて、列車の中かホテルに戻って食べられるようにとパテを挟んだサンドイッチやチーズ、焼き菓子など包んでくれました。

また家族4人で車で駅まで送ってくれましたが、外は昼間とは違って各家にクリスマス・イルミネーションが美しく輝いていました。日本のクリスマスは宗教的なイベントではなく少しビジネスがかっている感じがしますが、ヨーロッパのクリスマスは家族にとってのイベントで、当日はそれぞれの家族が家で静かに過ごします。聖なる行事であり、日本人の私から見ると独特な雰囲気です。「日本ではクリスマスはどういう意味があるの?」と友人に尋ねられた時は、ちょっと恥ずかしいような気持ちで、返答に困りましたcoldsweats01

駅のホームでは、今度会うのは一年後か二年後かな?などと話しながら別れを惜しみ、友人家族からの心からのおもてなしに感謝して列車に乗り込みました。ヨーロッパの列車は合図もなく静かに扉が閉まるので、いつ発車するかわからず手を振り続けていると、ゆっくり扉が閉まりました。動き始める列車を追いかけるようにみんなが手を振ってくれて、少し寂しい気持ちになりましたが、フランス滞在初日は、久々の友人との再会を楽しんだ一日となりましたhappy01

2011年12月17日 (土)

今日からパリへ

今日から5泊7日でパリに滞在します。
目的は留学時代の師匠であるフランス・クリダ女史にお会いして、日本にいる門下生からのプレゼントを私が代表でお渡しすること。
クリダ女史によるリスト・ピアノ曲全集のLPが去年CD化され、それのお祝いをしようと日本の門下生15人が集まってプレゼントを用意し、それを私が直接手渡すことになったのです。

パリへ行くのは一年半ぶりで、向こうには友人も何人かいるので、滞在中会えたらなと思い事前に連絡しましたが、良く考えると今向こうはノエル(クリスマス)のヴァカンス。
特に仲の良い日本人の友人二人は、私と入れ違いに日本へ帰国するというので残念ながら会えないのですが、地方に住むベルギー人の友人がお宅に招いてくれることになりました。
あとは、昔お世話になった大家さん(日本人)にもお会いできるかなと思います。

それ以外は自分だけの自由時間を楽しむつもりで、歩きたいところ、買いたいもの、食べたいものなど、いろいろ考えるとワクワクします。

朝は8時頃家を出て、茨木の駅前から出ている空港バスで関空へ。
12時半頃に発つエール・フランス直行便でパリへと旅立ちます。
12時間近い飛行時間を経て、シャルル・ド・ゴール空港に着いたのは夕方6時頃。
時差は今冬時間なので8時間差です。

飛行機が少し遅れたこともあり、そこから空港バスに乗ってパリ中心地まで1時間弱かかったので、到着がすっかり夜になってしまいました。
オペラ座の脇道で空港バスを降り、私の滞在するホテルはそこから路線バス一本だったのでスーツケースを持ってバスに乗り込みました。

ホテルはいつも滞在するカルチェ・ラタン界隈のDACIA LUXEMBOURGというホテルです。セーヌ川左岸にあり、サン・ミシェルという大通りに面していて、メトロの駅からも近く、バスも何本か真ん前を通るので立地的にはとても便利です。

チェック・インをすると、荷物を置いて近所のスーパーでミネラルウォーターや朝食用ヨーグルトなどを買い込み、あとはホテルでゆっくりしました。
今夜は旅の疲れを取るためにゆっくり休んで、明日は朝から列車で友人のお宅へと向かいます。

どうぞ今日から始まるパリ滞在が、無事に、楽しく過ごせますようにconfident

2011年12月15日 (木)

パリに行く前に

今週末から久々にパリに行って来ます。
フランスは美食の国。旅の楽しみの一つはやはり食べることです。
向こうでおいしいものを食べることを考え、今日は出先でランチでしたが、洋食を避けて和食にしました。
それも発つ前の景気付けに、と少し贅沢にJR大阪三越伊勢丹の「吉兆」へ。

さすがに昼間から懐石料理はやめておきましたが、昔梅田大丸に吉兆があった頃に何度か食べたことのある「ひょうたん弁当」をいただきました。
その名の通り、器がひょうたんの形をしている楽しいお弁当です。
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まずお弁当の前にお刺身が出て来ました。
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                                                そしてその後にひょうたん弁当、ご飯、汁物、漬物、デザートという流れです。
お弁当は4段に分かれていて、それぞれの器に和え物、煮物、焼物、揚げ物など目にも楽しいお料理の数々が美しく盛り付けられています。

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                                                      あっさりとした味付けでどれもおいしく、一つ一つ丁寧に作られています。
デザートはこのお店の定番、フルーツのゼリー寄せです。
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旅の前の胃を整えてくれるような優しいお料理でしたconfident

2011年11月26日 (土)

主役の翌日は脇役として

昨日自分の本番を終えて、今日はコンサート裏方として出演者のサポートに回りました。
枚方市主催、枚方演奏家協会のメンバー出演による、幅広い層のお客様に足を運んで頂ける気楽なコンサートです。
出演者はヴァイオリニスト、フルーティスト、ピアニスト2名の計4名。皆さん今まで一緒に共演したことのある音楽仲間です。

やはり演奏するより裏方の方が気分的には楽ですが、出演者が演奏に集中できるようサポートする責任ある仕事なので、協会の代表としてもきちんとやるべき事はこなさないとという思いで会場に向かいました。

会場入りすると出演者はリハーサル中で、主催者のスタッフ皆さんはもうスタンバイされていました。スタッフの数は充分足りていて、私は裏方の中でも脇役と言ったところで、何か出来る事があればお手伝いするという程度でしたが、演奏家協会関係の預かりチケットを手渡す役をさせて頂くことにしました。

リハーサルの最中にはFMひらかたの方がいらっしゃって実況中継が入り、ラジオの生放送でインタビューに答えて宣伝もさせて頂きました。

しかしいざ受付に立つと、チケットの3分の1も手渡していない段階で、スタッフの方が用意して下さった手作りの昼食を「今の内に召し上がって下さい。」と勧められ、私の分まで用意されているとは思いもしなかったもののせっかくのお言葉なので、少し抜けて食事をいただきました。

私の代わりに受付をして下さっている方に申し訳ないのでささっと食べ終えて受付に戻りましたが、その時すでにチケットの大半は渡し終えて下さっていましたcoldsweats01 演奏家協会主催のコンサートでは自分達が動くしかないのでお昼を食べる間もないくらいスタッフが大忙しの状態ですが、今回は市の職員の皆さんによる至れり尽くせりの素晴らしいサポートがあり、私の出る幕がないほどです。

もう表での仕事は充分人が足りているようだったので、結局私はステージ控え室に行き、舞台袖の出演者サポートに徹することにしました。

ステージマネージャーを設定していない状態で出演者が自分達で進行するつもりだったようなので、私がお手伝いすることにし、譜面台の出したり引っ込めたり、譜めくりをしたり、というステージ上のサポートをしました。

コンサートはアットホームな雰囲気の中、満員御礼で無事終了。

やはり地域の施設ということもあって、小さいお子様からご高齢の方までたくさんの方が足を運んで下さり、気楽にクラシック音楽に触れて頂けた良い機会だったと思います。大阪市内などの音楽ホールへはなかなか足を運べないという方もいらっしゃるので、料金的にも気軽に来て頂ける地域型コンサートというのは必要です。

昨日のコンサートもそうですが、私達は本格的な音楽ホールでのコンサートにも出演しながらこのような地域での演奏活動もどんどん展開して行き、クラシック音楽を気軽に聴いて頂ける機会を増やさなければと思っています。ここ数年お話を交えたコンサートがあちこちで開催され、段々とクラシック音楽の敷居も低くなって来ているように思いますが、まだまだヨーロッパのようには行きません。これからも地道な活動を続けてクラシック音楽を広めつつ、同時に自分の勉強のためにはまた大きなリサイタルも開催したいと思っていますconfident

2011年11月25日 (金)

ミニコンサート終了

今日茨木カンツリー倶楽部でのミニコンサートを無事終えました。

そのゴルフ場は自宅から車で15分ほどの所にありますが、JR茨木駅からタクシーでワンメーター位で行けるような場所に、こんな自然に囲まれた静かなゴルフ場があるとは知りませんでした。
駐車場に車を停めると、そこから倶楽部ハウスまでの送迎バスがありました。倶楽部ハウス玄関を入ると、ホテルのようなフロントがあり、さすが名門ゴルフ場だけあって優雅な雰囲気が漂います。
フロントスタッフの方に今日のコンサートの出演者だと名乗り、コンサート担当の女性の方に会場へ案内して頂きました。
階段を二階へ上がって突き当たりの部屋がコンサート会場となっていましたが、4つの部屋の壁を外して1つにし、100名ほど入れるスペースにセッティングしてありました。
三面が大きな窓ガラスで覆われ、窓からは少し色づいた木々と池が見える素敵な空間です。
そこへグランドピアノをレンタルして窓からクレーンで搬入し、即席のコンサート会場が作られるというわけです。

調律は1時まで入って頂いていたので、調律師さんに立ち合って頂き、ピアノの様子を見ながらリハーサルを開始しました。窓から自然を眺めながらピアノを弾くというのは、いわゆる音楽ホールにはない環境で、音楽にイメージを与えてくれそうな気がします。絨毯敷きの部屋だと聞いていたので響きが心配でしたが、思ったより良く響き、安心しました。

ある程度指馴らしをして響きにも馴れ、そろそろお客様が来られる時間になったので控え室に入って準備を始めました。

次々とお客様が入場され、コンサート開演前には飲み物が振る舞われます。無料のコンサートとしては、サービスも環境も素晴らしく、すぐに満席になる理由もわかります。年二回のこのコンサートを楽しみに待っていらっしゃる常連のお客様もいらっしゃるそうです。

コンサートは3時半から1時間、一応休憩無しでお話を交えながら進めます。経験はあるものの、やはりいつまで経ってもトークコンサートというのは大変なもので、話し終えて演奏する時に、いかに気持ちを切り替えられるか、集中できるかが大きなポイントになります。

スポットライトもない自然な雰囲気の中での演奏だったので、3曲目のショパンの時には徐々に夕日が入って来て、ピアノの鍵盤がまだらに見え、少し集中を欠いた瞬間もありました。いよいよ顔にも夕日が当たって来た時にはさすがにカーテンを閉めて頂くようお願いしましたが、これも音楽ホールではない経験で、後になってきっと思い出のエピソードの一つになるかなと思います。

結局一度も休憩せずピアノの前から引っ込まず、話をする時に後ろに置いてあるお水を少し頂いたりもしましたが、アンコール一曲演奏して終わってみると、何と予定の時間を15分も超過していました(前後に主催者のご挨拶がありましたが)。コンサート中はそんなこと考えずに進めていましたが、後になって「時計をピアノの所に置いておけば良かったな。」とか、「ちょっときつかったかな。」と思いました。演奏時間は50分かからないはずだったので、おそらく思ったよりお話が長かったのでしょう。

お客様としては曲の解説などがあってわかりやすかったとはおっしゃって下さいましたが、まだまだ私も慣れているようで慣れていないので、時間配分も含めてもう少し上手に進行できたらなぁと思います。

終わってからはコンサート準備を担当して下さっていた方がコーヒーを出して下さって、少しお話して帰りましたが、素敵な空間で演奏させて頂いたことも含めて良い経験をさせて頂いたと思いました。お声を掛けて下さった茨木市音楽芸術協会の方も顔を出して下さって、皆さんには感謝しています。

夜は疲れを感じる間もなく音楽教室までレッスンに出向きましたが、何だか思ったより本番を踏んだ実感がなく、大きな音楽ホールで演奏するよりリラックス出来ていたのかなと思います。

しばらく本番はありませんが、また次に向けて新たな意欲が湧いていますnote

2011年11月22日 (火)

落ち着かない日々

最近パソコンに向かう時間は結構あるのにブログをご無沙汰しています。
今月はいろいろとバタバタしていて、時間がない訳ではないのに何だか落ち着かない毎日です。なぜ時間がないように感じるのかなぁと、自分でも今月どうやって過ごしていたのか振り返ってみると…。

まず月初めの6日には大学時代の恩師の古稀お祝い会と門下生発表会があり、出席して来ました。
恩師の古稀お祝いには4月にも東京まで出向いてパーティーに参加しましたが、関西の門下生の間でもまた別にお祝い会をすることになり、毎年恒例の発表会と併せて開催されたのです。
発表会が毎年この時期に開催されていることは数年前に知りましたが、なかなか都合が合わなかったので参加出来ず、今年は早めに日程を聞いてどのような会か聴きに行こうと思っていました。神戸女学院と桐朋学園大学の卒業生による発表会で、勉強会という形でされているようです。
どんな様子か今回初めて覗いてみて驚いたのは、参加されている方の年齢層の幅の広さと皆さんのピアノに対する熱意でした。若い方から恩師のお年に近い方まで、プロとしてリサイタルなどご活躍の方も含め、とにかくピアノを勉強し続けている方が集まって日頃の勉強の成果を発表する会なのです。しかも最後には恩師ご自身も演奏され、これは参加するだけでもとても刺激を受ける勉強会だと思いました。
来年は出演者として参加して下さいと言われましたが、恩師に見習っていつまでも自分の音楽を追究し続ける方々に混じって演奏するのはプレッシャーすら感じます。早くも来年は何を演奏しようか考え始めたくらいでした。

そんな刺激を受け、さぁ今月は本番もあるし自分も集中してピアノに向かおうと決意しましたが、結局気持ちばかりが先走り、他のことで時間を費やす日々が…。

生徒達のことでは、まず音楽高校の2年生の生徒が修学旅行としてヨーロッパ研修に旅立ち、向こうではレッスンを受けたりコンサートに出演したりするので、送り出す前には最終確認のレッスン。3年生の生徒は学内での公開レッスンなどイベントがあり、そのための集中レッスン。音楽教室の生徒達は秋のコンクールに挑戦し、コンクール会場に出向くなど、いろいろと指導の方で神経を使いました。

また、ようやく来月フランスに行くことに決めたので、飛行機や宿の予約、パリの師匠や現地の友達への連絡など、そのようなやり取りにも時間を費やしました。

歯の調子が悪く歯医者にも通いました。

他にも、枚方演奏家協会の総会とそのためのやり取り、毎月通っているセミナー、友人のコンサートなどいろいろな予定が入っていたので、結局今月は何だか腰を据えて練習が出来ない日々が続きました。

そして今週25日はいよいよ茨木カンツリー倶楽部でのコンサート本番。
今回ピアノのない会場でのコンサートのため、ピアノ業者さんにレンタルの手配なども私が担当しました。

集中して練習が出来ている時には感じないことですが、練習以外の事をしている時間は、常に本番の事が気に掛かって何だか落ち着きません。何だか気持ちが焦っています。

こんな状態で本番当日ゆとりを持って演奏できるのだろうかという一抹の不安はありますが、まぁこれも本番前の緊張感なんだろうと思って、できるだけ精神的にリラックスするよう努めるしかありませんね。おいしいものを食べてストレス解消もしているので、何とか当日は楽しく演奏できることを祈ります…。

2011年11月10日 (木)

秋の音楽散歩

私が代表を務める枚方演奏家協会のコンサートご案内です。
枚方市主催、枚方市文化国際財団と演奏家協会の共催で開催されます。
お話を交えながらの、フルート、ヴァイオリン、ピアノによるアンサンブル・コンサートです。
気楽な雰囲気で名曲から本格的な曲まで盛りだくさんの内容なので、どうぞ皆様お誘い合わせの上お越し下さいませ。私自身は出演しませんが、受付にてお客様をお出迎えしますので、どうぞよろしくお願い致します。

地域コンサートシリーズ1
 秋の音楽散歩 〜バッハからアメリカの現代曲まで〜 

日時:2011年11月26日(土)14時開演(13時半開場)
 場所:さだ生涯学習市民センター 3階ホール 
 入場料:1000円(前売り・当日共、全席自由、定員100人)
 問い合わせ:さだ生涯学習市民センター 
        Tel:050−7102−3133
/FAX:072-831-5337
 出演者:植田恵子(フルート)、菊本恭子(ヴァイオリン)、
       池田純子・中井由貴子(ピアノ) 

   曲目:メンデルスゾーン:歌の翼に
    ショパン:幻想即興曲
    バッハ:G線上のアリア
    ドップラー:アメリカン・ファンタジー 
その他